皆さんの会社では、しっかりマーケティングを行っていますか?
そもそもあまり聞いたことない、何それ?という方も少なくは無いと思います。
マーケティングとは、簡単に言うと
「商品・サービスを売るための分析、戦略、仕組みづくり」という事です。
ですがマーケティングの種類も1つではなく、様々な手法や考え方があります。
このコラムでは、弊社が主に行っているダイレクト・レスポンス・マーケティング(以下DRM)を軸にお話ししていきたいと思います。
-DRMの歴史
DRMとはアメリカで生まれたマーケティング手法の事です。
DRMは、日本でも通信販売業者を中心に実践されてきました。
そして、今ではあらゆる業種・業界で成果を上げているマーケティング手法です。
アメリカでDRMはすでに、100年以上の歴史があります。
もともと、国土が広いアメリカでは、小売店による流通網が限られているため、
新聞広告による通信販売が1920年代から始まっていました。
その長い歴史と経験から、言葉ひとつの選択の違いで、売上が大きく左右されることを当時の広告に携わっていた人々が発見したのです。
そして、どんなヘッドライン、どんな特典、どんな保証、どんな文章構成を使ったときに、
人々は広告に反応するのかに関する膨大なデータを蓄積していきました。
その結果、言葉の選択次第で、顧客の反応を引き出し、売り上げに直結させる広告手法が発達していきました。
その過程で「費用対効果を測定し、改善していくこと」がとても重要なプロセスと位置付けられました。
この広告手法こそが、ダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)なのです。
-DRMで成長した日本企業
アメリカの手法じゃ日本では使えないんじゃないの?と思った方も居ると思いますが、
日本でもドモホルンリンクルで有名な「再春館製薬」や健康食品でおなじみの「やづや」もDRMで成長した企業です。
他にも様々な日本企業が取り入れていますが、まだまだ少ないのが現状でもあります。
ですが、逆に言えばチャンスという事です。
競合他社が取り入れていなければ、チャンスは無限にあるのではないでしょうか。
-最後に
AIなどの技術革新が目まぐるしい現代で、私たちが生き残っていく方法はそう多くはありません。
あなたの「方法」の一つにマーケティングが加えられたら必ず何かしらのイノベーションが起こるはずです。